【World Bound Japan 上越編 Vol.1】用意された環境を飛び出せ!Z世代が「自立」と「今この瞬間」を取り戻した奇跡の数日間
大都市・東京の圧倒的な熱気から一転。カナダ・アメリカからの若者たちを乗せた新幹線は、豊かな自然に囲まれた新潟県・上越市へと滑り込みました。
Fireside AdventuresとGIERIが共同で実施するグローバル教育プログラム「World Bound Japan」。いよいよここから、プログラムの核心である「ローカル(地方)での実践的な学び」がスタートします。
便利で洗練された都市部から、日本の原風景が残る農村部へ。環境を大きく変えることで、若者たちの「非認知能力(リーダーシップ、自立心、コミュニケーション力)」は劇的なスピードで引き出されていきました。
「ここはホテルじゃない」ー 生活の中で培うリアルな自立心
上越での滞在拠点は、歴史ある建物を美しくリノベーションした「すずき旅館」。しかし、ここは全てがお膳立てされたオールインクルーシブのホテルではありません。
参加者たちは、決められた予算内で地元のスーパーで食材を選び、毎朝自分たちの手で健康的な朝食を作ります。最初は戸惑いを見せていた朝食作りも、数日経つ頃には「挑戦」から「当たり前の習慣(Habit)」へと変化していました。部屋の使い方、ゴミ捨て、トイレの使用、様々な文化的な違いにぶつかりながら学んでいきました。
さらに、溜まった衣類を抱えて地元のコインランドリーへも向かいます。引率スタッフからの指示は最小限。どの服を洗うべきか、どうやって洗濯機を回すのかを自分たちで考え、チームとして協力して生活タスクをこなす。この日々の小さな積み重ねが、彼らの「自立心(Independence)」と「責任感」を確かに育てていきます。
言葉がいらない交流 ー フィンランド発祥「モルック」で繋がる心
上越での大きなハイライトの一つが、地元の放課後デイサービス「また明日」の子どもたちとの交流です。
自己紹介で習いたての日本語を披露した後は、カナダ人スタッフの手作りゲームやフィンランド発祥のスポーツ「モルック」を実施し、チームビルディングゲームに挑戦しました。ここでスタッフは、あえて「ルールの翻訳」以外は介入しませんでした。
すると若者たちは、ジェスチャーや表情、そして声のトーンといった「非言語コミュニケーション」をフル活用し始めました。言葉の壁を越えてハイタッチを交わし、日本の手作りお弁当と、カナダのメープルシロップ&アイスクリームをシェアして笑い合う。そこには、国境を超えた確かな「コミュニティの連帯感」が生まれていました。
途絶えた報告と、意図的な「デバイスフリー」の奇跡
プログラム期間中、本国の親御様たちへは毎日詳細なレポートと写真が送られ、WhatsAppグループは大変な盛り上がりを見せていました。
「毎日のアップデートを受け取ることが、1日の中で一番エキサイティングな時間なんです。息子を通して私たちも旅を疑似体験しています!」
そんな中、ある日突然、引率からのレポートが途絶えました。心配する親御様たち。しかしこれは通信端末の不具合でしたが、結果的に「Device-Free(デバイスフリー)の体験にする」ことに繋がりました。
このプログラムでは、子どもたちはデバイスの所持を一切認められていません。来日当初は、デジタル端末を返せと不満がでていました。
私たちは「Living in the moment(今、この瞬間を生きる)」という価値観を尊重し、スマホやカメラの画面越しではなく、目の前にいる仲間、今起きている出来事、そして出会う人々に100%完全に没入(fully focus)する時間を作ることを大切にしています。
デジタルネイティブであるZ世代にとって、情報から完全に遮断され、目の前の現実と深く向き合う時間は何よりも贅沢な経験です。「結果的に、それは驚くほど素晴らしい体験になった」と引率チームのリーダーは語ります。
用意された環境を飛び出し、「今ここ」を生きる術を学んだ若者たち。彼らの冒険は、上越の自然と歴史の中でさらに深まっていきます。
海岸のゴミ拾いから限界集落の古民家再生まで。彼らが直面した「地球規模の課題」とローカルな学びをお届けします。
📢 メディア掲載情報
本プログラム「World Bound Japan」における上越でのユニークな取り組みが、地元メディアでも大きな注目を集めています!彼らの活動の様子をぜひ以下のリンクからご覧ください。
🎙️ 地元ラジオ(JCV FMみょうこう・FMじょうえつ)に出演!
参加メンバーが「ぴっとイン!ゲストコーナー」の収録に参加しました。以下のSpotifyリンクからポッドキャストをお聴きいただけます。
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📰 上越タイムズ(地元新聞)に掲載されました!
浄興寺での国際交流の様子や、参加メンバー(Elliott)のリアルなコメントが記事として紹介されています。
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