雨の中、未来への一歩を踏み出す!東京労働局主催令和7年第1回「障害者就職面接会」徹底レポートと成功の秘訣
昨日、GIERIで支援している大切なメンバーが、東京労働局主催の「障害者就職面接会」に参加しました。小雨がぱらつくあいにくの天気でしたが、会場は参加者の熱気に包まれ、未来への希望に満ちた一日となりました。
今回は、この面接会の概要から実際の様子、そして私たちが得た教訓と、これから参加を考えている皆さんに向けた実践的なアドバイスを、余すことなくお伝えします。
1.面接会の概要:あなたの「働きたい」を応援する一大イベント
今回メンバーが参加したのは、東京労働局が主催する、障害のある方の就職を強力にサポートする面接会です。特設サイトはこちら。
この面接会の最大の魅力は、約200社もの企業が一堂に会し、直接採用担当者と話せる貴重な機会であることです。多くの場合、書類選考なしで面接を受けられるため、普段は書類でつまづいてしまう方も、自身の個性や意欲を直接アピールできるチャンスが広がっています。
もちろん、面接会はあくまで企業との「出会いの場」。その後の企業の面接(二次面接以降)につながるかどうかは、面接会での印象や準備にかかっています。残念ながら、個人の体験談から具体的な「選考につながる確率」を数値化することは難しいのですが、真剣に取り組めば、必ず次の一歩が見えてくるはずです。
ちなみにchatGPTを用いて過去3年の個人ブログや支援所レポートをしらべたところ、「1〜3割程度が企業からの二次面接案内を受けている様子」とのことでした。
以前関わっていた就労移行支援機関でも参加者の4割程度が、次のステップに繋がっていました。
2.当日のリアルな様子を大公開!長蛇の列と時間との戦い
今回、メンバーが参加して痛感したのは、「早めの行動」がいかに重要かということです。
小雨が降る中、受付開始の12時30分のわずか15分前には、入り口にはすでに長蛇の列が形成されており、その勢いは千駄ヶ谷駅にまで届きそうなほどでした。人気企業の中には、受付が早々に終了してしまうブースもあるため、確実に希望の企業と話すためには、少なくとも受付開始の30分前には会場に到着しているのが望ましいと感じました。メンバーが言うには、「30分前なら列はなかった」とのことです。
会場に入ると、各企業のブースがずらりと並んでいます。面談の順番は、各ブースで配布される「面接番号カード(整理券)」を早く引いた人から優先されます。人気の企業では、面接官が複数いても40名程度が限界で、整理券の番号が20番以降になると、面接を受けられない可能性も出てきます。事実、面談の終了間際には5分程度の短い面談になり、自己PRをする時間もほとんどなくなってしまうケースも見受けられました。
3.成功を引き寄せる!面接会に参加する前に知っておきたいアドバイス
今回の経験を踏まえ、これから障害者就職面接会に参加される皆様へ、プロの目線から具体的なアドバイスを送ります。
アドバイス1:事前の準備が勝負の鍵!
- 企業リサーチは入念に!:約200社もの企業があるため、事前に特設サイトなどで出展企業とブース番号を確認しておきましょう。お目当ての企業をリストアップし、当日スムーズに目的のブースへ向かえるように準備しておくことが重要です。
- 履歴書・職務経歴書は多めに用意!:面接希望者が少ない企業の中にも、魅力的な求人を見つけられることがあります。当日その場で「面接を受けたい!」と思ったときに困らないよう、履歴書や職務経歴書は、希望企業数+αで多めに持参することをおすすめします。
アドバイス2:当日を効率的に立ち回る!
- 「面接番号カード(整理券)」は最優先で確保!:面談開始前に、お目当ての企業の整理券はすべて取ってしまうのが賢明です。カードはご自身でブースに取りに行く必要があり、支援者が代理で取ることは禁止されています。人気企業を優先し、早い番号を確保しましょう。
- 「割り込み」も可能!:「面接番号カード(整理券)」の番号順に面接が進みますが、もし他社の面接を受けていて順番が飛ばされてしまっても、ブースの係の方に伝えれば、融通を利かせてくれ最短の順番で案内してくれます。
- 時間の配分を意識する!:時間の制約もあるため、一人5社程度が理想的ですが、それ以上の面接も不可能ではありません。人気の企業の受付が途中でストップする一方で、2~5名程度しか面接に来ない企業もあり、企業間での「面接希望者の格差」はかなりあります。だからこそ、求人票をよく見て、面接希望者が少ない企業の中にも、あなたに合った良い企業がないか、積極的に探してみる価値は大いにあります。
- 服装・身だしなみも抜かりなく!:第一印象は非常に重要です。清潔感のある服装で臨みましょう。
アドバイス3:面接会はその後の「扉」を開く場所
面接会での出会いは、あくまでもスタートラインです。面接会で良い印象を与えられたら、その後の企業での二次面接などにつながる可能性が高まります。面接会で話した内容を振り返り、企業への理解を深め、次に繋がるよう準備を進めましょう。
まとめ:諦めずに、あなたの「働きたい」を実現しよう!
今回の面接会に参加したメンバーも、多くの企業と直接話すことができ、自身の強みや課題を改めて見つめ直す良い機会となりました。支援者も面談に同席できるのが、この面接会の利点でもあります。
障害者就職面接会は、あなたの「働きたい」という思いを具体的な形にするための、非常に重要なステップです。事前の準備と当日の立ち回り方で、結果は大きく変わってきます。
GIERIでは、今回のような面接会への参加支援はもちろんのこと、履歴書・職務経歴書の作成支援、面接練習など、きめ細やかなサポートを行っています。「働きたい」という気持ちを持つ全ての方が、自分らしく輝ける場所を見つけられるよう、これからも全力でサポートしてまいります。
一人で悩まず、ぜひ私たちGIERIにご相談ください。あなたの未来への一歩を、共に踏み出しましょう!
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