日本とカナダの教育の違い
カナダの教育制度は、州によっても異なりますが、一般的には幼稚園1年と1年生から12年生までのK-12制が採用されています。
日本では、学歴が社会的地位やキャリアに与える影響が根強く残っています。受験をして少しでもいい大学に入学する事や、幼少期から「お受験戦争」に打ち勝ち、私立のエスカレーター式の学校に入学することを目指して、都心部の小学生は週に何日も塾に通っていることは珍しくありません。
カナダの子どもたちは、90%の学生が住んでいる地域の公立高校に行くので、勉強が得意な子がいれば、勉強は苦手だけど、芸術や技術といった手に職系の学科が得意な子もいたりと、本当に多様な生徒が同じ小中学校にいて当たり前に一緒に学んでいます。
日本の高校では、入学後に文系、理系に分かれますが、カナダの公立の中学高校には、日本の高校・専門学校・大学が合体したくらいの多くの学科があり、社会で自立するために、自分の好きな事、才能をいかしたキャリア設計をしていきます。
教育カリキュラムとしての一番の特色は、選択制の実技科目の多さと、キャリアライフ教育という将来の職業やバランスの取れたライフスタイルの構築について学ぶ科目があることです。
教育のシステム自体が、一貫して「将来自分の才能を活かして社会で自立すること」に重きをおいているため、有名大学にいく事ももちろん素晴らしいのですが、それと同じくらい、高校でメカニックの資格をとって、友達と卒業してすぐに車の整備工場を作ったりすることも素晴らしいと考えられます。
以下の記事もご参考にしてください。
日本とカナダの教育の違い②
自分にあった選択肢が見つけられる
日本とカナダの教育の違い③ プロが教えるから、即戦力のプロが育つ
日本とのカナダの教育の違い④ キャリアライフ教育
https://gieri-jp.blogspot.com/2025/03/blog-post.html
日本とカナダの教育の違い⑤ 受験も、浪人もない。
とにかく褒めて育てられるカナダの子どもたち
https://gieri-jp.blogspot.com/2025/03/blog-post_04.html
日本とカナダの教育の違い⑥ グループリサーチ、課題発表が多い
https://gieri-jp.blogspot.com/2025/03/blog-post_05.html
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