【出展報告】「TOKYOひきこもりステーション」に参加しました〜医療・福祉の枠を超えた多様な支援をめざして〜
本日、あいにくの雨模様のなか、東京都主催の「TOKYOひきこもりステーション」が開催され、GIERI(ギフティッド国際教育研究センター)は東京都の社会参加応援事業の連携団体としてブース出展いたしました。 今回は、これまでの「各団体が順に登壇して紹介を行う」というスタイルから一新され、ポスター発表のように各団体がブースを構える形式が採用されました。参加者の方々がご自身のペースで興味のある団体を回り、気軽にお話を聴いたり、必要に応じて個別に相談したりできる自由度の高いスタイルです。 事前の想定目標は80名程度と伺っていましたが、雨天による客足の懸念を跳ね返し、蓋を開けてみれば100名を超える方々にご来場いただきました。会場には活気があり、東京都の担当者の方からも「前回よりも手応えがあり、うまくいった」との声が聞かれ、この新しい形式が多くの方のニーズに合致していたことが伺えました。 専門職からも寄せられる「ギフテッド支援」への関心 GIERIのブースにも、ひっきりなしに足を運んでいただきました。団体の活動内容そのものに興味を持って気軽にお話を聴きに来られた方が約10件。さらに、すでに以前ご相談に来られていた方の再訪や、現状の深いお悩みを抱えた込み入ったご相談も3件お受けしました。 また今回非常に特徴的だったのは、心理士やスクールカウンセラー、TOSCA(東京都教育相談センター)の方々など、教育や心理の専門職の皆様が「ギフテッドへの具体的な対応」について熱心に質問に来られたことです。教育現場や相談の最前線において、特異な才能と困難を併せ持つ子どもたちへのアプローチが急務となっている実態を肌で感じました。 体験談から見えた今後の支援の課題と可能性 会場では、当事者の方による体験談の発表も行われました。ご自身の苦難の道のりや、複数の支援者との出会いによって少しずつ人生を切り拓いてこられたエピソードは非常に興味深く、悩みを抱える多くのご家族にぜひ直接聴いていただきたい、胸を打つ内容でした。 一方で、素晴らしい発表であったからこそ、今後のひきこもり支援全体のあり方について一つの課題も感じました。 現在の公的な支援システムは、どうしても「医療や福祉の枠」に囚われがちな実態があります。今回の体験談もそうした枠組みの中で支援者と繋がり回復に向かわれたケースでしたが、世の中には医療や福祉の...