心を揺さぶるショートフィルム ― カナダ先住民の少女イセヤが「水」に見つけた生きる力と、富士山の思い出

こんにちは。GIERI(ギフティッド国際教育研究センター)代表の石川大貴です。

本日は、私たちのカナダのパートナーである「Fireside Adventures」のチームから届いた、とても美しく、そして心打たれる1本のショートフィルムをご紹介したいと思います。

この動画を制作したのは、カナダの先住民(New Hope Nation)のルーツを持つ少女、イセヤ(Iseya)です。彼女が日々抱える葛藤や不安を、大自然と「水」がどのように癒やし、生きる力を与えてくれたのかが、詩的な言葉と雄大なカナダの自然とともに綴られています。

実は、彼女はこの素晴らしい作品でカナダの青少年映画賞を受賞し、あの有名なバンフ(Banff)に招待されるという大きな快挙を成し遂げました!まずはぜひ、彼女の魂が込められた映像をご覧ください。


▼ Iseya's Story (YouTube)

https://youtu.be/M6ZEpVfssNQ
(※YouTubeの字幕設定から日本語字幕を表示してご覧いただけます)


富士登山と、宝物のキャップ

イセヤの映像を見ながら、私の心には彼女と過ごしたある夏の思い出が鮮明に蘇ってきました。

彼女は2024年、自身のコミュニティからの温かい支援を受け、私たちがFireside Adventuresと共に提供している日本でのアウトドア教育プログラム「World Bound Japan」に参加してくれました。

当時の彼女は登山靴を持っていませんでした。そこで、一緒にブーツのレンタルのお店へ行き、サイズを合わせ、その靴を履いて共に富士登山に挑戦したのです。慣れない環境と過酷な登山の中で、彼女がどれほど頑張っていたか、その姿は今でも私の目に焼き付いています。

その時、彼女からプレゼントされた先住民の美しい文様が入ったキャップは、今でも私の大切な宝物です。

再び日本へ、そして未来へ

大自然の中での厳しい活動に不安を抱えていた彼女が、今や自らのルーツと自然とのつながりをこんなにも力強い映像作品として発信している。その成長の姿に、教育に携わる者として胸がいっぱいになります。

そして何より嬉しい知らせがありました。日本でのプログラムに深く感銘を受けた彼女は、現在Fireside Adventuresのチームメンバーとして正式に働き、秋の大学進学資金、そして「もう一度日本へ行くための資金」を一生懸命貯めているそうです。

彼女の人生という小さな石が起こした波紋は、確実にカナダからここ日本へ、そして私たちの心へと広がっています。

イセヤ、再び日本で会える日を心から楽しみにしています!



■ 関連リンク
イセヤの人生に大きな影響を与え、GIERIが共に次世代のリーダー育成に取り組んでいるカナダの教育プログラムについては、こちらをご覧ください。

コメント

このブログの人気の投稿

『世界で学ぶ、異文化を越えて働く』 ⑦アルゼンチン編: マフィアの船で薬を盛られた日――“正しさ”が通用しない世界の歩き方

「子育てジャーナル」のすすめ

子どもの発達を考える「クリニック・病院」でできること