相談事例紹介:感受性豊かな中学生の進路相談(ギフテッド・発達特性あり)
◆概要(親御さんよりご相談)
中学2年の男子生徒。
幼少期から感受性が非常に強く、服のタグや音への過敏さ、完璧主義な面が見られる。得意教科では高得点をとる一方、作文など自由度の高い課題や副教科が苦手。不登校傾向もあり、現在は親族宅から登校中。
得意なこと:
社会・数学、興味あるテーマ(戦争・地図・世界史など)について深く学ぶこと
音楽、YouTubeでの自主学習
WISCでは言語理解や知覚推理が110~120、ワーキングメモリ130と高く、理論的な力が光る一方、処理速度が90代とばらつきあり。
進路に対して不安が強く、「将来温暖化で世界がどうなるか」と本気で心配する一面も。
◆私たちがご提案したこと(一部抜粋)
✅ 自分のペースで学べる「単位制・通信制」高校の選択肢
✅ 感覚過敏や完璧主義に配慮した校風を持つ学校の例
✅ 「高校選びチェックリスト」のPDF提供(保護者の意思決定サポートに)
✅ 参考校:都立新宿山吹高校、N高S高、和光高校 など
◆まとめ
一人ひとりの「苦手」の背景には、その子ならではの「才能」や「こだわり」があります。
思春期で進路の悩みが深まる時期、発達特性やギフテッドの視点をもって一緒に考えることが大切です。
📩 お子さんの進路や特性に合わせた個別相談、承っています。
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