心理検査① 子どもの特性を知ることはネガティヴなことではありません。
皆さんは「心理検査」を受けたことがありますでしょうか。
「占い」や「性格診断」だったらどうでしょうか。多くの方が、きっと試したことがあるでしょう。自分のこと、あるいは、好きな相手のことや未来を知りたいというのは、誰しもあることですし、ネットや本の「占い」の内容や「性格診断テスト」のアドバイスに従って実際に行動したことがあるのではないでしょうか。
「心理検査」は自分自身やお子様の特性を知る方法として、占いや巷の性格診断テストよりは精度の高いアカデミックな根拠に基づいて作られています。ですから、お子様の理解を深め、どのような教育やサポートが必要なのかを知る手がかりになります。「特性」を知ることはネガティヴなことではないと考えてください。
日本で「心理検査」を受けるというのは、「障害」の診断と関わる時と捉える場合が多いためネガティヴに受け取られる場合が多いのですが、そんなことは決してありません。人間には誰しも得意・不得意があります。能力には凸凹と限界があります。学べば誰もができるわけでななく、できないことに時間をかけて自分を追い込まないことが大切です。診断の有無にかかわらず、全ての人が自分の特性にあわせて、何かを諦めることは必要であり、自分に合ったことに時間をかけることの方が人生には重要です。
自分の特徴を理解することは誰にとっても重要なことなのですから、「検査」をうけることをポジティヴに受け取り、共有していくことが大切です。
もし様々な事情から支援機関等で「心理検査」のお話に繋がることがあれば、積極的に利用するといいでしょう。自治体によっては、検査の順番待ちなどで半年や1年待たされる場合もありますので、早めに予約をとることが大切です。中々機会が得られなかったり、「心理検査」の話が出ない場合は、自身で受けられる機関を探して受けるのもいいでしょう。
私たちGieriでは、「障害」の有無ではなく、その人の特性を知るために一般に医療機関等でなされる「心理検査」だけでなく様々な検査をすることを提案してます。
以下も参考にしてみてください。
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