【World Bound Japan 姫路・小豆島編】国宝の城からサステナブルな島へ。Z世代が海を越えて学ぶ「生きる力」

 京都での歴史探究を終えた一行は、次なる舞台である瀬戸内海の小さな島「小豆島」へと向かいました。その道中、日本最大の名城であり国宝の「姫路城」に立ち寄るという、充実した移動日(Day 15)から物語は始まります。

カナダチームからの最新レポートをもとに、姫路での歴史的発見から、小豆島での「自己持続可能性(Self-sustainability)」の学びまで、環境を変えながらたくましく成長し続ける若者たちの姿をお届けします!


🏯 姫路城で学ぶ「歴史の生存戦略」

一行は姫路城の全6階層を探索し、襲撃に備えた武器の保管フックや、金銀の貯蔵庫などを自らの目で見学しました。

ここで子どもたちの関心を強く惹きつけたのは、第二次世界大戦中のエピソードです。当時、軍の拠点として使われていた姫路城は、激しい空襲(焼夷弾)を生き延びました。上空から目立ちやすい白壁を夜間に見えなくするため、城全体を黒く塗ってカモフラージュし、戦後に再び白く塗り直したという歴史的な工夫を学んだのです。700年の歴史の中で、いかにしてこの美しい姿が守り抜かれてきたのかを深く理解しました。


⛴️ 瀬戸内海を渡り、温かい島民との交流へ

バスでフェリーターミナルへ向かい、フェリーを待つ間には2階の海事博物館を見学する生徒もいました。船上ではイルカの姿を発見したり、絵を描いたりしながら、京都での時間を振り返るリラックスした時間を過ごしました。


小豆島に到着し宿泊施設にチェックインした後、「瀬戸内アジアギャラリー」で、福田町の皆さんによるウェルカムパーティーが開かれました。用意されたスナックを楽しみながら日本語を練習し、生涯を島で過ごしてきた地元の方々から、島の仕事や生活、文化について貴重な生の話を聞くことができました。


🌊 島の自然とリンクする「自己持続可能性」の学び(Day 16)

小豆島での最初の丸一日となるDay 16。朝食作りや洗濯といった生活タスクは、もはや彼らにとって当たり前の習慣となってきました。

  • チームワークを試すSUP体験: 海岸でのSUP(スタンドアップパドルボード)体験では、1人乗りのボードと、全員で乗る巨大なグループボードの両方に挑戦しました。海へ飛び込んだり岸まで競争したりする中で、大きなボードで遅れをとらないように全員で協力するチームワークとコミュニケーションを学びました。


  • プロから学ぶ「島産」の握り寿司: ビーチの後は、プロの寿司職人から直接、ご飯の型抜きや魚の乗せ方など、握り寿司の作り方を教わりました。ここで使われた海苔、米、そして魚のほとんどは、すべてこの小豆島で収穫・水揚げされたものです。新潟・上越で学んだ「自己持続可能性(Self-sustainability)」の概念が、島という環境でどのように実践されているかを知る、最高の生きた教材となりました。



予定されたアクティビティを終えた後、子どもたちの満場一致の強い希望により、ホステル近くの別のビーチへ向かい再び海へ!。岩の隙間や桟橋の下を覗き込み、カナダと日本の海洋生物の違いを自主的に観察するなど、遊びの中にも探究心が溢れていました。

本国の保護者からも「Fabulous! They all look so happy and engaged.(素晴らしい!みんなとても楽しそうで夢中になっていますね)」と歓喜のコメントが寄せられています。

日本の多様な側面(都市、山村、そして島)を全身で吸収していく若者たち。彼らの小豆島での冒険はさらにディープになっていきます!


➡【World Bound Japan 瀬戸内編】何百年も変わらない伝統と、環境破壊からの復活。Z世代が学ぶ「過去から未来への希望」

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